小樽バプテスト教会

「わたしのひとこと」

先日、ラジオで一冊の絵本が紹介されました。

ブラジルで会議があり、「環境が悪化した地球の未来について」様々な意見が述べられました。ムヒカ大統領もそこで演説しました。

なぜ、世界中の一番貧しい大統領と言われたか？

給料の大半は貧しい人々に寄付。

公邸には住まず町から離れた自宅に奥さんと住み。

花や野菜は自分で作り。

古びた愛車で仕事に向かいます。

身なりはかまわず。

みんなは親しみを込め「ぺぺ」と呼びました。

ペペのスピーチで心惹かれる言葉がありました。

「貧乏人とは、少ししか持っていない事ではなく、

限りなく多くを必要とし、もっともっと。と欲しがることである。」

この言葉は私にとって大いに考えさせられた。

幼いころから自分の望む物を何でも手に入れる事は、子供にとってとっても幸せな事でしょうか？

ある時は我慢をする事もよい学びとなるでしょう。

この本は、子供たちにも、大人にも読む価値のある本だと思います。

チャンスがあれば、ぜひ、この本を読んで下さい。

あなた自身、ご家族の方々にも、きっと、良い心の栄養が与えられるでしょう。

（S.I　主婦）